石川の食材・能登野菜

実は石川県は、さつまいもの栽培が盛んな地域です。
能登には「能登金時」があります。
宝達志水町から志賀町にかけて広がる日本海沿岸の砂丘地で育てられ、
甘くてホクホクのさつまいもです。
今回は、生産者である米沢さんの畑で芋掘り体験をしながら
「能登金時」について教えていただきました。

ホクホクで顔がほころぶ

能登野菜のひとつ

能登金時は平成20年(2008年)に能登野菜に認定されました。能登野菜とは、「能登の風土を生かした生産が行われ、優れた特長・品質を要する野菜」のことで、17品目が認定されています。(参照:能登野菜振興協議会 事務局 https://www.noto-yasai.jp/about/

能登金時の産地は石川県羽咋郡志賀町(はくいぐんしかまち)の中甘田(なかあまだ)、下甘田(しもあまだ)地区です。同地区では、14人の生産者が栽培しています。昭和52年(1977年)に「志賀農協 甘藷(かんしょ)部会」を設立し、それまではひらがなで表記されていた「のと金時」に漢字の「能登金時」という名称が付けられました。甘藷とは、さつまいもを意味しています。

生産者の米沢裕二さん