能登各地に点在するたくさんの窯元。
今回は、その中から6つの焼物を紹介します。
世界でたった一つ、自分だけの器を能登で見つけてみませんか?

重厚感のある黒色が目印。花を生ければ花を、料理を盛れば料理を、主役をしっかり引き立てる名脇役となります。昔から骨壺としてよく使われており、お墓から盗掘されることもあったそうです。

約1100年前に、輪島市三井町の洲衛地区などで栄えていた、須恵器を再現した素朴な風合いの焼物。

七尾湾に浮かぶ能登島の、海が見える窯元が造る楽しい焼物。食器や花入れはもちろん、ひょうきんな河童や、愛らしい招き猫も人気です。

特定の釉薬を使わず、自生の松割木で焼きしめた焼き物です。焼き締め特有の窯変で一つ一つ表情が違います。また使い込む程に光沢が増し、その変化も楽しめます。

鮮やかな鉄赤が目を惹く朱天目茶碗は一つとして同じものがありません。この赤い文様は、窯をあけてみるまで完成像が見えない、能登の土と藁が生みだした奇蹟のような模様なのです。

能登一宮・気多大社の膝元で作られている焼物です。天然の葉をそのまま焼き付けた真葉手という文様が特徴的。繊細な葉脈がそのまま再現され、焼物に華を添えます。

加賀屋の別邸「松乃碧」

器へのこだわり

「加賀屋」の別邸「松乃碧」では、珠洲焼、九谷焼、大樋焼を取り扱っています。お食事の際に、お料理の器、お酒の徳利、お猪口として利用しています。また売店でも販売していますので、ご宿泊の際には、是非お立ち寄りください。
※中学生以下の方はご宿泊できませんのでご了承ください。

大樋焼

大樋焼は、ロクロを使わない手びねりとヘラで、ひとつひとつ作られます。保温に富み、軽くて暖かみがある風合いの器は口当たりが柔らかです。京都の楽家から、楽焼きの黒や赤を使うことを禁止され、独自に飴釉という釉薬の効果を利用した、独特の発色が特徴です。土作りから本焼きまでの、一貫作業で作られています。(引用サイト:金沢市公式ホームページ)

珠洲焼