和倉温泉は全国有数の高級温泉街として知られ、20軒以上の旅館があります。周辺には、能登ならではの飲食店のほか、公園、足湯、スイーツ店など癒しスポットが数多くあり、観光客で賑わっています。今回は、地元Fのさかなスタッフがぶらっと散策した場所を含め、和倉温泉についてご紹介します。

湯っ足りパーク(妻恋舟の湯)

七尾湾をみながらゆったり寛げます。無料で利用できるのも嬉しい。
緑地広場(わくたまくんパーク)

湯っ足りパーク(妻恋舟の湯)の真横にある公園は、柔らかな芝生が広がり子連れの方にも人気。木陰でレジャ−シートを広げてテイクアウトしたお食事を楽しめます。

全国的にも珍しい御便殿(青林寺)

座卓に庭園が美しく映り込んでいる。
現存する貴重な品々。

和倉温泉には明治42年、東宮殿下(のちの大正天皇)お立寄りの休憩所として、七尾湾を見下ろす眺めのよい場所に御便殿が建てられました。現在は青林寺に本殿(御座所)、信行寺に供奉殿が移築保存されています。御便殿の現存は全国的にも珍しく、平成29年に国の登録有形文化財に指定されました。独特の雰囲気の中、清々しい情景を体感できます。

能登地元料理 海ごちそう

干くちこピザ

このわたいくら丼

地物を味わう

その土地のおいしいものを食べるのも旅の楽しみの一つではないでしょうか。和倉温泉には高級珍味や豊富な海の幸など地元の食材を活かした逸品がたくさんあります。新鮮なナマコの腸を薄塩で仕上げたコクのある「このわた」をいくらと絡ませて食べる「このわたいくら丼」は絶品です。ナマコの卵巣を縄にかけて干した高級珍味「干くちこ」をふんだんに使用した「干くちこピザ」はテイクアウトもできます。ぜひ、ご賞味ください。