幻の海老とも言われるガス海老は、その日獲れたものを地場でいただくのがお勧めです。
石川県金沢港からほど近い料理旅館「金沢茶屋」でガス海老の美味しい食べ方や、
無駄なくいただく工夫を教えていただきました。
♦︎材料♦︎
朝獲れガス海老 3〜4尾
彩り野菜 適量
わさび 適量
きざみ昆布 適量
♦︎作り方♦︎
①ガス海老は塩水で洗い、彩り野菜は切っておく。
②ガス海老の殻を剥く(次頁参照)。
③器に盛り、ガス海老の卵とわさびを添えて、昆布と一緒にいただく。
ポイント:出汁をとった後のきざみ昆布を佃煮にすると環境にも優しく、美味しくいただけます。
♦︎材料♦︎
ガス海老の殻・頭 3〜4尾分
とうもろこし 適量
三つ葉 適量
小麦粉 適量(打ち粉用)
天ぷら粉 適量
♦︎作り方♦︎
①とうもろこしの身、三つ葉をばらしておく。
②ガス海老の殻や頭を細かく砕き切る。
③①、②をボールに入れ、小麦粉で打ち粉をする。
④少し固めの天ぷら衣を作り③とさっくり混ぜる。
⑤スプーンなどですくい、180℃の油で揚げる。
⑥好みで大根おろし、天つゆや塩でいただく。
ポイント:カラッと揚げるコツは打ち粉と衣。打ち粉は衣付きを良くし、油跳ねを抑えます。衣は固めでうっすら付けるとサクサクに。とうもろこしの甘さが際立つ一品です。
♦︎材料♦︎
ガス海老 200g
小麦粉 適量
A 濃口醤油 60cc
酢 60cc
砂糖 50g
胡麻 適量
♦︎作り方♦︎
①Aを合わせ、鍋でひと煮立ちさせる。
②ガス海老を塩水で洗い、布巾などで水気をとり小麦粉をまぶす。
③170℃の油でしっかり揚げて、熱いうちに①にからめる。
④お好みで刻み葱や一味唐辛子をまぶす。
ポイント:水気が抜けるまでしっかり揚げると食感が良くなります。噛めば噛むほど味がしみ出てクセになる一品。おつまみにも。
ガス海老の殻の剥き方
卵を取っておく。
盛り付けに添えると美しい仕上がりに。
脚から背中の殻を優しくめくる。
頭の部分を残し、完成。
頭を残すと盛り付けが豪華になります。
洗練された和の空間で、盛り付けまで心を込めたお料理を、ぜひお楽しみください。